街は箱庭〜展望台は玉手箱〜


2007年2月27日〜3月5日 新宿ニコンサロンにて展示の全作品
2007年5月31日〜6月5日 大阪ニコンサロンにてアンコール展を開催
多くのご来場を頂き、ありがとうございました。

2007年度ヤング・ポートフォリオ(清里フォトアートミュージアム)8点収蔵


 写真展内容より

 展望台の上ではしばしば子供たちの「うわー! 箱庭みたい!」「ミニカーが走ってるよ!」 といった歓声を耳にします。確かに展望台か らの眺望には、地上から見る視点とは異なる スケール感があり、日常では目にしない光景 に興味津々なのでしょう。
 
 しかしそればかりではなく、目にする風景や人々の活動の中に、偶然?のユーモア を感じたり、思わぬところで私たちの繰り広 げる日常生活のあり方を考えさせられたり・・・

 そんなことから私にとって展望台からの 風景は上ってみるまで分からない、玉手箱の ようなものなのです。約3年間にわたり全国各地の展望台を巡って撮影を続けました。
 
 これら風景は紛れも無く私たちが時代や 生活の変化に合わせて思い思いに差し替えを 繰り広げている、文字通りの”箱庭”なのかも 知れません。

関連リンク:ニコンサロンの写真展紹介記事

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